体脂肪を減らすうえで外食時メニュー選びのポイント
体脂肪を減らすうえで外食時メニュー選びのポイントはまず低エネルギーのものを
まずメニュー選びですが、ポイントはいうまでもなく低エネルギーのもの。
調理法から見れば、刺し身のように生の料理がいちばんエネルギーは低
く、つづいて、ゆでる、焼く、煮る、炒める、揚げるの順でエネルギーが高
くなります。
ですから、ゆでたり、焼いたり、煮たりしてある料理、いいかえれば、
油を使わない料理を選ぶことです。
素材についても、できるだけ脂肪分の少ないものを選ぶようにしましょう。
栄養バランスのチェックもたいせつです。
ダイエットには膠粉食より粒食がすすめられる
ご飯には、腹もちがよい、満足感や満腹感が高いという利点があり ます。
さらに、ご飯には脂肪分の少ないおかずと相性がよいという特徴があります。
一般に、和食では動物性脂肪の多い食品はあまり使いませんが、これは、ご飯が持つこの特徴のせいもあるかもしれません。
以上のような理由から、ご飯はダイエット向きといえるのです。
ただ、いくらダイエット向きとはいっても、食べすぎはもちろん禁物です。
デンプン質の食品は粉食と粒食に分けられます。
粉食とは、小麦粉など粉をねって作ったパンやめん煩のことで、粒食とは白米や玄米を炊いたご飯のこ
とです。
粉食より粒食のほうが消化・吸収がおそいため血糖値を上げにくく、ダイエットには有利です。
高齢者は糖尿病をはじめ、さまざまな合併症を持っていることが多い
がんの場合は、がん細胞の取り残しがないように、若い人と同じようにリンパ節や臓器を広範囲に切除すると、高齢の患者は合併症が出ることがある。
そこで医師には微妙な判断が求められる。
「体力的に耐えられると思えば、八〇代でも、六〇代と同じ手術をするし、逆に七〇代でもしない場合がある。メスを入れたときの皮膚の感触や、臓器を見れば経験的に分かります」
（福永医師）
執刀医はもちろん、手術を受ける病院選びも重要だ。
高齢者は糖尿病をはじめ、さまざまな合併症を持っていることが多い。
近年では、がんの手術をした後に心臓の手術をする高齢者も少なくないそうだ。
そうした人は、複数の診療科が連携して治療にあたれる総合力のある病院を選ぶべきだろう。
「食のバランス・シートを考える」、『食の科学し
「食のバランス・シートを考える」、『食の科学し
一九九七年十一月号）は食をとりまく生活環境
を改善するうえで参考になる。
「収入」に当たる基盤が確立していなければ、結果とし
ての「健康度」を向上させることはできない。赤字が続けばいずれは破綻を招くだろう。
基本の柱をしっかりと建て直す必要がある。
個々人が食のバランス・シートを作ることと同時に、そのプランを支える社会的な環境の整備も必要だろう。
たとえば食における〝情報公開″、「食品表示」のあり方にも問題がある。
最近になってやっと日本でも、一般消費者を対象に販
売される加工食品（輸入品を含む） に「栄養表示基準制度」が導入された（一九九五年に制定、九八年四月より適用）。
有機農産物としての認定基準とは何か
本当に「有機」？ 最近、納豆のラベルを見ると「有機栽培に よる大豆使用」などと書かれたものが目につく。 これは、有機栽培という付加価値を持 たせることで納豆のグレードアップを図ろうということだろう。 「有機無農薬」とラベルに記した某納豆メーカーに、「世界最高」とは何を根拠に、誰が評価したのか、有機農産物としての認定基準とは何かなどについて質した。 その回答は、まず前者については、世界的 に権威のある米国の 「有機農産物改良協会 （ＯＣＩＡ）」の認定を受けたため「世界」を 冠したという。ただしそれを〃最高〃とし たのはその会社独自の判断である。 ＯＣＩＡは米国の生産者で組織する国際的な有根 農産物認定団体であるとのこと。
